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 グロボア城, 1597年 (フランス、ヴァル=ド=マルヌ県)
Château de Grosbois
グロボア城, 1597年 (フランス、ヴァル=ド=マルヌ県)

1597年〜1600年に建てられた、
フランス人建築家Jacques I Androuet du Cerceau (1510-1585)による、
"ブリック&ストーン"洋式による城。
ルイ13世様式の知られざる事実
ルイ13世
ルイ13世

1589年、フランス国宝アンリ4世は、他のヨーロッパ各国やロシアとは、全く異なった、フランス独自のスタイルを確立させてたいと考えていました。

ご存知の通り、フランスはヨーロッパの真ん中に位置し、地理的条件において、当時から大変恵まれた環境にありました。

フランスのクローヴィス王が最初の王座を取った500年以来、フランスは戦争を中心に生活を営んでおり、装飾について考える時間はあまりありませんでした。

しかし、アンリ4世は、他国の装飾を研究し、16世紀、ようやく200年もの年月をかけて、16世紀、フランス独自の装飾文化を開花させました。

現在、フランス装飾の話題となると、ルイ13世の話題が上がることが多いですが、実際には、アンリ4世が、このフランス装飾のベースを作っていたのです。

そして、ルイ13世治世の間に、そのスタイルは大きく発展し改良されていきました。

椅子について
アンリ4世(フランス・プルビュス画)
ルイ13世、王妃アンヌ・ドートリッシュ、ロイヤルファミリーとリシュリュー
パレ・ロワイヤル劇場で演劇を鑑賞する様子。
国王と王妃のみに椅子が与えられていることが見ることができます。
左の王子には、子供用の椅子が与えられ、枢機卿には、背がないスツールが与えられています。
Museum of Art. Parisより

Louis 13th style chair
FA314
Louis 13th style chair
CH314

椅子というものは、当時のフランス装飾にとって高貴なイメージを与え、大変重要な位置づけでした。

最も高く評価された椅子の種類は、肘掛け椅子:「アームチェア」です。 椅子の背もたれが低く、椅子自体が小さい理由は、それらを部屋の中から別の部屋に容易に移動させることができました。また、同じサイズですが、アーム部分がない椅子を「バックチェア」と呼びます。

木製の構造全体が布で覆われており、釘が見える「バックチェア」は、残念なことに、当時のものは、現在は1つも残っておらず、アーカイブ、絵画、歴史書など、本を通して見ることしかできません。

しかし、当時の豪華なターンウッド(木がねじられたようなデザイン)のスタイルの椅子は、現在でも大切に保管され、稀に、椅子を支える腕と水平の木製部分の終わりに、女性の彫刻や、ライオンの顔などのデザインが施されているものもあります。これらの椅子は、通常は、壁に沿って並べられていますが、来客をお迎えする際には、部屋の真ん中へ設置し来客を歓迎します。

この時代の椅子は、よく部屋の中を移動させたり、別の部屋へ移動させたりと大活躍でした。よって、持ち運びがしやすいよう、全体的に椅子自体を小さくし、背もたれ部分も低く設計されていました。

17世紀はじめ、最も大きな椅子革命がありました。永久的に使用できる椅子の詰め物は、それまでの定期的に交換をしなくてはいけなかったクッションの伝統を覆しました。当時、安さと強さを求めた椅子にはレザーが使用され、高級な椅子には、ヴェルベットやシルク、タペストリーの生地が使用されました。あえて「鋲」を見せるデザインにし、トリミングが施された椅子も作られました。

1650年ごろ、アームチェアのサイズが変更され、背もたれぶんがより高くなり、より長方形に近い形のデザインとなりました。 この新しい形は、椅子自体に堂々とした印象を与え、腕はわずかに湾曲した美しいフォームを描きました。

Louis 13th style chair
FA310
テーブルについて
アンリ4世(フランス・プルビュス画)
Legoût.(ルグー)
アブラハム・ボッセ(1602-1676)
大きなクロスで完全にカバーされたテーブル。
女性は「アームチェア」に、男性は「バックチェアー」に座っています。

Louis 13th style chair
BU316

ダイナーテーブルは中世以来進化していません。 当時より、シンプルな平らな長方形の木製の形状で作られ、時には回転式の足が取り付けられていました。食事をする前までは、 テーブルは大きなクロスで足まで完全にカバーされ、 この習慣は、17世紀にもフランスでは続いていました。ただ、当時の単純だと思われていたテーブルは、現代の歴史学者たちの研究により、来客の人数に応じ、その形を変形させることができる仕組みになっており、当時の家具づくりの職人たちの技術力の高さを物語っていました。
- 1668年の記事:長方形や回転式の足が設置された丸いテーブルは、ペルシャから輸入されたオリエンタルシルクのカーペットで覆われていました。 絨毯の価格が高額の為、彼らは、床に敷くのではなく、装飾のためのテーブルクロスとしてテーブルにペルシャ絨毯を装飾しました。


ルイ13世の家具カタログは、
こちらから。