18世紀初期、南フランスのヴァルレアスで生まれた伝統的なカルトナージュ。
カルトナージュは、フランス語で「厚紙細工」を意味しており、その名の通り厚紙で組み立てた箱に美しい布や紙を貼って作る手工芸品のことを示します。
最近では、オリジナルでカルトナージュを作る方も増えてきました。
きっと、みなさんの中にも「作ってみたい!!」という方がいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方のために、こちらでは、初心者でも手軽に作れる基本的なカルトナージュの作り方についてご紹介していきたいと思います。
◯ カルトナージュの基本的な作り方
・使う道具・
1.好きな布(できれば綿)
2.厚紙(厚さ0.2mm~0.6mm程度)
3.水貼りテープ
4.リボンorレース
5.木工用ボンド
6.定規
7.カッター
8.はさみ
9.カッティングマット
10.目玉クリップ(洗濯ばさみでも代用可能)
11.ケント紙
・作り方・
? 厚紙に「底の部分を1枚」「側面Aを2枚」「側面Bを2枚」「フタの部分を1枚」好みの長さで下書きをしていきます。※長さは厚紙の厚さも計算しておきましょう。
? 下書きした厚紙をカットしていきます。カッティングマットを敷き、定規を使いながらカッターで丁寧にカットしていきましょう。
? カットした厚紙を木工用ボンドで組み立てていきます。※木工用ボンドは、乾くまでに時間がかかりますので、ずれないように丁寧に組み立てていきましょう。
? 組み立てた厚紙を水貼りテープで固定していきます。水貼りテープの接着面に水を塗り、各辺の合わさった箇所に貼っていきます。※水貼りテープは、重ならないように辺の長さよりも短めに切るのがポイントです。
? 側面に布を貼っていきます。布は厚紙より2cm程大きく、端の部分は約45度の角度で重ならないように切ります。水で薄めた木工用ボンドを使い、布を全ての側面に貼り付けていきます。余った部分は底面に折り込んでいきます。※布を貼る時はシワがよらないよう表面を整えながら慎重に貼っていくと美しく仕上がります。底面の仕上がりが気になる方は、ケント紙を底の大きさよりも少し小さめにカットして貼ると良いでしょう。
? 内側に布を貼っていきます。まず側面を貼り、次に底面を貼っていくときれいな仕上がりになります。※ボンドが乾くまでの間にずれてしまう可能性があるので、布がしっかりと密着するまでは目玉クリップなどで抑えておくと良いでしょう。
? フタを作っていきます。まずは、長さはフタと同様で幅は約1.5cm~2.5cm(箱の大きさによる)の厚紙を作ります。(以後Aと表記)?でカットしたフタとこのAをフタ用の布に貼っていきます。フタとAの厚紙は0.5cm程のすき間をあけて並べましょう。布は2枚並べた厚紙より1cm程大きく切ると良いです。(例・・長さ5cm×幅3cmのフタ、長さ5cm×幅1.5cmのAの場合、長さ7cm×7cmの大きさで布を切る)
布に薄めた木工用ボンドでフタとAの厚紙を貼ったら、次は1cm余らせた布をフタとAに貼っていきます。この時、あけておいた0.5cmのすき間にくぼみができるようへらなどでしっかり押さえましょう。重なった布の四隅を斜め45度に切り取り整えます。その上にフタの大きさよりも少し小さめにカットしたケント紙を貼って仕上げていきます。後は、Aの部分を箱の後ろ面に張り合わせて完了です。
※リボンやレースで飾り付けをするとより美しい仕上がりになるでしょう。
D&T FRANCEでは、カルトナージュに最適なおしゃれで可愛い輸入生地を通販で多数ご紹介しております。日本では手に入らない上質な高級輸入生地となっておりますので、高品質でデザイン性の優れた生地をお探しの方には大変おすすめです。
送料も無料でご紹介させて頂いており、業者への卸販売も行っておりますので、輸入生地専門店をお探しの方は、ぜひD&T FRANCEをご利用ください。
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