2016.04.04
生地について
◯ 柄・素材
エンブロイダリーレース: |
刺繍レースのこと。基布になる織物に穴をあけ、その周囲を刺繍でかがったもの。 レースカーテンに多く用いられる。 |
エンブロイダリーレース: |
刺繍レースのこと。基布になる織物に穴をあけ、その周囲を刺繍でかがったもの。 レースカーテンに多く用いられる。 |
オーガンジー: |
空気に色をつけたような透明感のある薄手の生地。主にレースなどの素材として多く使用されている。 |
ケースメント: |
太い糸で、網の目状に織られた生地。 ざっくりとした質感が特徴。 |
ボイル: |
平織り薄手レース生地の総称。 |
ギンガムチェック: |
格子柄の織りや、プリントの生地。 |
サテン: |
朱子織の光沢のある生地の総称。 |
ジャガード: |
フランス人発明家のジャカール(Joseph Marie Jacquard)が考案した織機、ジャカード織機(しょっき/おりき)を使用して製作された織物のことを言います。デザインがプリントされた生地ではなく、デザインが生地に織り込まれている生地です。正しくは、「ジャカード」Jacquardと発音しますが、日本語ではジャガードと一般的に呼ばれています。 |
ジャージー: |
ジャージ。反物状に編まれたニット生地、またはニット生地の総称で、織物と同じように裁断・縫製するもの。 |
シャンタン: |
シルクのように、生地表面にネプが表れ独特の風合いを持つ生地。 ポリエステル素材が多く用いられる。 |
ジョーゼット: |
やわらかくしなやかな薄手の生地。 |
タフタ: |
玉虫色の光沢が特徴で、多種発色の綺麗な生地。 |
ダマスク: |
織り方と、シリアのダマスクで多く作られていたことから名づけられた呼称。ダマスク織り、ダマスク柄などと呼ばれる。 |
チンツ: |
元は、綿平織りで表面に光沢のある艶が現れるのが特徴。 現在は、化繊の生地も多い。 |
トレビラ: |
難燃ポリエステルの商標。 施設やマンション・一般住宅で指定が多く、国内の流通が広まっている。 |
平織り: |
縦糸と横糸を交互に交差するもっとも単純な織り方。 |
風通織: |
表と裏との、二重織り。生地が2枚重なるので、独特の模様と生地感が特徴。 |
ベルベット: |
細かいパイル織り。光沢感やボリューム感が出るので高級感のある空間によく用いられる。 |
パイル織り: |
縦糸・横糸とパイル糸を同時に織り込んだ織物。 |
西陣織物: |
西陣跡地(京都市上京区)で始まった高級織物の総称。 西陣とは応仁の乱の際、西軍の陣営が置かれた地域。 |
◯ 柄・素材
アクリル: |
ウールに似せて作られた化繊。吸収性が低く乾きが早い。耐久性があり皺(シワ)になりにくい。帯電しやすく毛玉が出来やすい。 水洗いに向いている。 |
麻: |
亜麻から生成する植物繊維。糸や布のことをリネンという。 強度は綿の2倍。皺(シワ)になりやすく、縮みやすい。 |
アセテート: |
コットンリンターやパルプなどから作る化学繊維。染色性・ドレープ性がるが強度が無く、混紡で使う場合が多い。 |
絹: |
蚕から作られる繊維。昔は日本でも多く作られた。対光性が弱いが、色、手触り、ドレープが美しい。 |
ポリエステル: |
石油系合成繊維。光・水・湿度などに対する強度ありドレープ性に富む。汚れは落ちにくい。帯電性がある。 |
綿: |
綿の種子から生成した繊維。保湿性・吸湿性・耐磨耗性・耐熱性に優れる。シワ・カビ・光劣化の欠点もある。 |
レーヨン: |
ビスコースからつくったレーヨン。単にレーヨンともいう。 パルプを主原料とした繊維。柔らかな素材感が特徴。吸湿性が高く、シワになり縮みやすい。磨耗性にも劣る。 |